LOT No.0056 高校2年次成績表
2008年 03月 29日
そして2年生時代。
この頃から大学は文系の学部へと決めていたので、理数は頭からやる気なし。
赤点とらなきゃいいやという気持ちで試験勉強も一夜漬オンリー。
その結果、担任教師から「力を抜くにも限度があります・・・」という
余韻を残す形で深刻度を増幅させたお小言を頂戴した。
ちなみに、この担任の先生が小中高を通して
一番信頼の置ける好きな先生だった。
担当教科は日本史。これも一番好きな科目で、
大学受験では奈良の私大の「文化財学科」も受けてみたりした。落ちたけど。
この頃の日本史の授業の板書ノートはまだとってある。
生来の悪筆を治そうと努力したため、最初と最後のページでは、
筆跡がまったく異なっているのが微笑ましい。対して上達はしていないが。
ちなみにこの頃、ある英語教師から
「キミの書く英文の文字はネイティブに近い」と言われたことがある。
当初は何となく気をよくしていたが、よくよく考えてみたら
それってただの悪筆だと気づき、がっかりした記憶がある。
閑話休題。
成績表に話を戻すと、2年の3学期に美術部の部長に選出されました。
ほとんど顔を出さない3年生を除くと部員は計10数名。
たぶん史上最悪のだらけた部活動を先導したダメ部長だった。
後輩の面倒はほとんど見ないし、もっぱらトランプとビニールバット野球の日々。
中学以前の美術経験者が男女1名ずつしかいなくてレベルもかなり低かった。
しかし、同学年の男子部員は皆仲が良くて、
高校生活の中で一番楽しく過ごせた時間だった。
それにしても「文化委員長」って何やる人だったんだろう…
まったくもって思い出せない。文化祭がらみ?記憶にないなあ。
あいかわらず高い出席率をマーク。欠席は事故の1日のみ。
事故…そういえば遭いました交通事故。
雨の日の帰り道、信号のない横断歩道をチャリで渡ろうとしたとき、
きちんと一時停止しなかった低速度のタクシーの横っ腹にぶつかって転倒。
でも大したことはなく、太もものごく軽い打撲だけで済んだ。
が、タクシーのほうはボディが凹み、フェンダーミラーも吹き飛んでいたため、
運ちゃんはしぶしぶ警察に通報。見た目のケガがほとんどないせいか、
そのまま現場検証に付き合わされた。
途中、お巡りさんから「クルマはちゃんと一時停止してたかい?」と問われ、
「たぶん…してなかったと思います」と言った途端、
そのお巡りさんが運ちゃんのほうに向き直り、
「ほら見ろ止まってねぇって言ってんじゃねぇか!嘘つくんじゃねぇ!!」
といきなり怒鳴りちらし、その運ちゃんが「そんなぁ~」と恨めしそうな顔で
こっちを見るので、居たたまれない気持ちになったのを覚えている。
その後病院に言って検査したが異常なし。打ち所がよかったらしい。
大事をとって翌日の学校を休んだが、後遺症が出ることもなかった。
その翌日に学校で友人に得意げになって事故の話をした。馬鹿だなあ。
後日、タクシー会社からお見舞いの菓子折りが届いた。
あの運ちゃん、減給とかされたのだろうか。
by umit20070209
| 2008-03-29 21:00
| お宝