あつめつづけたがらくたたち


by umit20070209
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LOT No.0086-87 ぬいぐるみ

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ぬいぐるみ。
嫌いなわけじゃないけれど蒐集するわけでもない。
クレーンゲームの出始めの頃に
アンパンマンやら競走馬やらをいくつか取ってみたけれど
いつの間にやら手元からなくなった。
あ、一頭だけまだいるな。
オグリキャップを無理やりメジロマックイーンに変えたもの。
メンコ(頭巾)と鞍をペイントマーカーで塗り替えて。
秋の天皇賞で一番人気、一位入線したものの
走路妨害で下位に降着。東京競馬場で生観戦した。
スタンド席のすぐ後ろにいたおっちゃんが
ゴールに真っ先に飛び込んだマックイーンを見て
「今日はここまでまったくダメだったけど、
 (このレースで)やっと取り戻したよ!」
と隣りのおっちゃんに話し、安堵していたのもつかの間、
場内アナウンスが流れ、当たり馬券が外れ馬券に早代わり。
言葉をなくしたおっちゃん。背後の空気、重かったなあ。
かく言う私はどっちにせよ外れていた。

閑話休題。
この二つのぬいぐるみ、クレーンゲームでとったわけじゃありません。
二つとも、以前勤めていた会社の同僚の女性にいただいたもの。
外出先から帰ったら、デスクの上にちょこんと置いてありました。
私の名前と「ガンバ!」と書かれた
メンディングテープが張られた状態で。
ヒヨコとパンダの時期は少しズレてたな、確か。
別に恋愛話や深イイ話が絡むわけでもなく、
「オマエなんか、まだまだヒヨッコだ!」とか
「オマエなんか、パンツをはいたパンダだ!」とか(意味不明)
何かしらのメッセージ性や寓意を含んでいるわけでもありません。
たぶん、たまたま手元にあったもので
あげるのに惜しくなくなったものを何となくくれたんでしょう。
心優しく、センスの良い後輩女性です。
その後私のかみさんとなる同期入社社員と同じ部署。
やたら多忙な毎日を送っていた私の身体を
二人して気遣ってくれていたんですな。

このぬいぐるみを見て思い出すのは、まさにその頃の忙しさ。
ピーク時は、朝9時出社(たびたび遅刻していたが)で
得意先と取引先と自社をぐるぐるまわって、
深夜2時近くまでひたすら仕事し続ける日々。
昼食をとる暇すらなく、一日一食が多かった。
朝抜き、日中食べられず、夜十時過ぎに会社で食べるか、
それすら叶わず、深夜の帰宅後に食べるかのスタイル。
日曜は割ときちんと休めていたけれども。
これじゃカラダにいいわきゃないよ、
わかっちゃいるけどやめられない。てな感じ。

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という不健康生活に耐えられなくなり、無事退社。
このぬいぐるみをもらってから1年くらいたった頃かなぁ。
その後も後輩女性とは、かみさんを介して何度もお会いしておりますが、
おそらく、これを私にくれたことを覚えていないのではなかろうか。
もらったほうも、一人苦笑した後すぐに再び仕事に戻り、
それからは単なるオブジェとしか認知してなかったけれども。

会社員時代の私物はほとんど処分してしまい、
手元に残るのは当時の手帳と給料明細とこのぬいぐるみくらい。
20代の中盤を「全力青年」で駆け抜けた私の記憶を呼び起こす
貴重なキーアイテムと言える。
たまにはこれと一緒に遊んで……みないな。
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# by umit20070209 | 2009-02-09 23:25 | お宝
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このレコードを入手した経緯については以前書いたとおり。
なぜこの一枚を選んだかと言えば、
当時KUWATABANDが好きだったこと、
そしてジャケットのデザインが気に入ったから。
当時美術部に所属し主将を務めたこともあって
デザインにはそれなりのこだわりがあった。
しかし案外絵心&情熱が少ないことに気づき
美術の道をたやすくすっぱりとあきらめ、
大学は『社会学』なるものを専攻。
「ドラえもんの最終回は植物人間だったのび太が目覚め、
それまでの話はすべてのび太の妄想だったというオチ」
との都市伝説はなぜ生まれたか?といったことを
解き明かすという学問が面白そうだったのが決め手だった。
(いや実際にはもっと広くて深い分野の学問なんだけど)
でもって学問探究の熱意を4年間かけ醒まし続けた結果、
卒業後にさほど大きくない広告代理店の営業マンとなり、
その後紆余曲折を経て
文章を書いて売ることを生業とする現在に至る。
このレコードを入手してから約二十年。
当時の“或る日”は記憶の隅の隅に霞がかって残るばかり。
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思えばこれがKUWATABANDとしての最後のシングルレコード。
それまでのシングルと比べ、やけに寂しげな唄だなあと当時感じていたような。
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当時は何度となく口ずさんでいたが
書かれている詞の世界などちっとも理解していなかった。
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そういえば、EP(!)レコードは「ドーナツ盤」と呼ばれていたような。
当時から静電気体質で、取り出したレコードを
ビニール袋になかなか入れられずイライラしていた記憶が蘇る。
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『SKIP BEAT』のジャケットも懐かしい。
今あらためて歌詞カードを見ながら口ずさむと、
何だか胸にこみ上げるものが、あるようなないような。
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# by umit20070209 | 2009-01-15 23:58 | お宝